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遷都1300年記念祭が行われている平城宮に行ってきた。だだっ広い平城宮の広場に多くの人が整然と並び、大極殿にいる王の方を向いている漫画絵を見たとき、古代から主従関係をベースとした人間社会が築かれていたことにふと驚きを感じた。人は、自分に与えられた権利に満足していれば、役職の地位は低くてもそこに留まれるのだろう。個人であれば問題に対して全面的に自らの責任で取り組まないといけないが、組織なら、問題に対してこの面は君、あの面は君と言った具合に、一人が担う面が一部に絞られるので、性格や技能の見合った人がそこを担うことで、問題に対する取組力がより強くなるし、自らの希少価値が出てきて、組織に貢献できているという自尊心も生まれる。仕事の範囲が限られるが、責任の範囲も限定されるので、心も軽い。責任が大きくなるが、今の仕事の範囲内では不満な人たち、スペシャリストをうまく動かしながら組織を動かしたい人が出世を狙い、組織の更に上を目指す。会社では時として求めていないのに管理職になり、その責任の大きさに耐えられなくなって辟易したり、体調を崩す人がいる。組織の人は必ず出世しないといけないのか?組織での年月が経つ程、組織で役立つ知識や技能、考え方が身につくだろう。しかし、だからといって無闇に出世するのではなく、自分の特性に向いていて、組織にも貢献できる役職で仕事を全うするのが、自分にとっても組織にとってもいいと思う。
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