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バリューのある仕事は、課題の質×解の質である。よくあるのが、一心不乱に仕事をして多くの課題に対して解の質を上げることに注力し、その後、課題を絞っていく方法だ。この方法ではインプットの量が莫大になり、疲弊していくだけである。著者の言う「犬の道」である。仕事の生産性を上げるためには、まずは解を出すべき課題を絞り込んでから解の質を上げることが重要と著者は説いている。
具体的な方法として、5つの過程で仕事を進めることを提案している。
①質の高い課題、つまり、本当に解くべき課題を見極める。
  質の高い課題とは?
 ・大きな分岐点となるもの。つまり、解が出ると、そこから先の方向性に大きく影響を与えるもの。
 ・解がとてもインパクトの高いものになりそうであること。
  常識を否定するような解、新しい構造で説明できそうな解
 ・必ず解を出せるもの。
質の高い課題を絞り込むには?
 ・一次情報に触れる。
 ・
 ・情報を集めすぎない、知り過ぎない
 


本質的な選択肢であり、深い仮説があり、答えを出せること。
②仮説ドリブン1
 ・課題を解けるところまで細かく砕く。
 ・ストーリーの流れを整理する。
③仮説ドリブン2
 ・ストーリーを検証するために必要なアウトプット
④アウトプットドリブン
 ・実際に検証する。
⑤メッセージドリブン
 ・報告書、論文をまとめる。
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ゴムに携わる技術者は必読の基本書である。ゴムの開発を始めるにあたり、上長から勧められ、会社で購入した一冊である。実際にゴムを触る前に読んだときは、ゴムに興味がなかったため、退屈な内容に思えたが、実際にゴムを触り始めてからは、本文中に線や字を書けるように自腹で一冊購入し、通勤電車の中でむさぼるように読んだ。ゴム材料に関するエッセンスが詰まっており、基本的な内容を一通り網羅している。2種類のゴムの相構造をDMSから読み取る方法、硬度を合わせる方法、ゴムの種類、評価方法、タイヤ特性でDMSが重要であることなど、この本から多くのことを学んだ。
鎌田浩毅の「知的生産な生き方」を読んでいる。まだ少ししか読んでいないが、印象に残ることが書かれていた。左脳ばっかり使っていると理屈っぽくなりがちなので、左脳と右脳のバランスを整えることが大事、散歩をして頭に浮かぶ考えを駆け巡らせるだけでも右脳が活性化され、バランスが取れるという。部屋にこもってネットやTVばかり見るのではなく、外に出て景色を楽しんだり、美術や音楽に触れることが大事だという。自分は右脳を使う活動が少なく、左脳と右脳のバランスが取れていないのかもしれない。
どのようにキャリア形成をしていくべきかを説いたビジネス書。幸せなキャリアとは、自分の動機を分析して、動機とコンピタンシーがマッチした仕事をすることと著者は提言している。

要点
①ある仕事で成果を出すには、仕事をうまく進めるスキルが要る。長期にわたり、安定して成果を出すには、コンピタンシー(思考特性、行動能力)が必要である。
②仕事のwhat→how→do→checkのうち、howはスキルがあればできる。what(課題発見、提起)もできて、このサイクルを自分で回すには、コンピタンシーが要る。今の時代、後者が必要とされている。
③自分にとって幸せなキャリアとは、自分の動機と仕事のコンピタンシーがマッチすること。そうでないと、燃え尽きてしまう。
④幸せなキャリアを切り開く行動パターンとは。
 ・自分のやりたい仕事の割合を少しずつ増やす
 ・将来、自分のやりたい仕事ができるよう、人脈作りや論文発表等をして布石をうっておく
 ・やりたい仕事の割合が増えてきたら、スキルを身につけてどんどんキャリアを進める
 ・今の仕事の延長線上にキャリアを切り開けそうにないなら、転職など、大胆にキャリアチェンジする

リリー・フランキーの小説「東京タワー」を読んだ。先週から、通勤の電車の中で少しずつ読んでいたのだけれど、今日、残りの後ろ半分を一気に読んだ。終始、涙が止まらなかった。人情溢れるオカンの姿。筆者に自分を重ね合わせ、共感して何度も涙した。純粋な気持ちになれる本だった。

京都駅B1にある書店で立ち読みをして、ついストーリーにのめり込み、購入した一冊。2チャンネル上の書き込み型小説で、ニートだった主人公の「マ男」が激務のプログラム作成会社に入社し、濃いメンバーとの人間関係の中で成長していく、おそらくノンフィクションだ。全く異なる個性を持つ登場人物間のやり取りがとても面白くて、特に「藤田さん」と「リーダー」のかけあいは臨場感があって良かった。しかし、本当にこんな会社があるのだろうか?労働基準法に明らかに違反しているけれど。まあ、監査の入らない会社は無法地帯といっても過言ではないからな・・・。思い当たる会社は身近にある。この本の舞台になっている会社ほどではないけれど。

中国残留孤児の半生を描いた小説。満州国での日本軍の置き去り、共産党vs.国民党、文化大革命、鄧小平時代、と中国の現代史の中で生きていく陸一心の姿を通勤電車の中で読みふけった。文化大革命時の強制収容所での様子が克明に描かれており、非常に興味深かった。凄惨極める人生の中で、内蒙古で羊飼いの労働に明け暮れる最中に江月梅と出会い、後に結婚するくだりで「良かった」とほっとした。後半、生き別れになっていた妹が貧しい農村で見つかり、身もボロボロにして亡くなっていく場面は涙した。中国は江沢民政権のもとで反日教育が推し進められる一方、自国の歴史の真実を伝えてこなかった。一方の日本も、中国残留孤児となった人々がいる理由や背景を知る人も少なく、また、自国の政府がやってきたこともあまり把握できていないと思う。国益を守る立場、或いは隣国との歴史認識の違いから積極的に伝えてこなかった戦時下の真実を見極めることはとても重要だと思う。この小説は、ある程度事実に基づいた生々しい描写を通じて、僕に戦後の被害者の一側面を見せてくれた。
第二次世界大戦の頃の日系アメリカ人の苦悩を描いた小説である。通勤電車の中や休日の喫茶店で無我夢中で読んだ。実在の人物 伊丹明の生涯を描いた作品である。この小説から学んだことは、①日経アメリカ人の強制収容所の実態、②第二次世界大戦での日系アメリカ人の功績、③東京裁判の正当性の疑問、である。とりわけ③は、義務教育で教えられた"戦争犯罪人を裁く裁判"とは程遠い内容であることが分かった。最近、田母神元航空幕僚長が太平洋戦争に関して政府見解と異なる主張をして話題になったが、田母神さんが言っている内容の中には、タブーとされる話題だけに国民に届いていない真実もあるように思う。確かに幕僚長の立場で発言したことに対しては良くないと思うが・・・。日本人として、太平洋戦争の真実を知りたいと思った。太平洋戦争へ興味の矛を向けてくれた一冊であった。
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